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普段の日光浴では足りない?可視総合光線療法を活用しよう!
2024.4.11
日光浴でビタミンDが合成されるのはよく知られていますが、では具体的にどのくらい浴びる必要があるのでしょうか?
日光浴は自然な方法でビタミンDを合成し、健康を促進する重要な活動です。さらに、「可視総合光線療法」を活用することで、日光浴だけでは得られない健康効果を享受することも可能です。
しかし、適切な量と方法で日光を浴びることが重要です。
この記事では、ビタミンDの合成に必要な日光浴の量、季節や地域による違い、および「可視総合光線療法」を含む日光浴の最適な方法について解説します。
『光の力で健康を取り戻す!こだま堂漢方薬局の可視総合光線療法ガイド』へリンク →
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『日光浴によるビタミンD合成の必要性』
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ビタミンDは骨の健康、免疫システムの強化、および多くの重要な体の機能をサポートするために不可欠です。
国立環境研究所のHPによると、1日に最低限必要なビタミンDは5.5μgですが、これはあくまで最低限であり、実際にはより多くのビタミンDが必要です。
『若者の骨粗鬆症増加:紫外線対策とビタミンDの重要性』へリンク →
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『地域別の日光浴の必要時間』
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冬季の正午時における日光浴の必要時間は地域によって大きく異なります。
例えば、那覇では8分、筑波では22分、札幌では76分が必要とされています。
これは顔と手足が日光に晒されることを前提とした計算です。
しかし、この5.5μgというのは、本来日光浴もしていて、食事で得るべき最低目安量のはずで、身体にとっての本当の必要量には全く足りません。
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『日光浴の健康への影響』
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ビタミンDの血中濃度は40~80ng/mlが健康の理想値とされています。
しかし、日本のような地域では手と顔だけでの日光浴では不足し、多くの人がビタミンD不足に直面しています。
実際に血液検査を行ってみると、ビタミンDのサプリメントや薬を飲んでいない人では、その数値まで足りている人がまず見当たらないのです。
とはいえ、日光に当たりすぎると肌が黒くなってしまい、ビタミンDの生成効率を低下させるため、適切なバランスが求められます。
『漢方と日照量不足によるうつ病へのアプローチ』へリンク →
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『季節に応じた日光浴の戦略』
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日光浴によるビタミンDの合成は季節によっても変わります。
冬季には日光浴の時間を増やす必要がありますが、実際には日差しの持続時間が短く、また寒さのため実行が難しい場合があります。
最大限のビタミンDを日光浴で補おうとした場合ですが、冬の那覇で144分、筑波で396分、札幌で1368分となり、しかも正午の日差しはそんなに長い時間維持できませんので、現実的ではありません。
日光に当たる面積を増やすことで、その時間は短縮できますが、冬も暖かい那覇ならともかく、それ以外の地域では寒くて難しいでしょう。
夏季は短時間で足りますが、暑さが障害となることも。春や秋は日光浴に最適な季節と言えます。
そうすると、春や秋は日光浴に最適ですから、積極的に浴びたいものです。
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『補足的なビタミンDの摂取』
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日光浴だけではビタミンDを十分に摂取できない場合、食品やサプリメントからの補足が必要です。
また、光線治療はサプリメントだけでは改善しない症状に対して効果を示すことが多く、総合的な健康管理の一環として検討する価値があります。
ビタミンDは、骨形成やカルシウムの調整、免疫、血糖値、コレステロール値など様々な役割がありますが、日光浴で得られるのはその限りではないのでしょう。
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『【ビタミンDの摂取量】日光浴で足りない?可視総合光線療法で補うには?』まとめ
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日光・・・可視光線に当たることは、ビタミンDの合成だけではなく、様々な健康維持に寄与しているということです。
人間も自然の中で進化してきた動物の一種ですから、自然の恵みを授かることは大切だと感じます。
出来る範囲で日光浴をしていただき、普段当たることが出来ない部位には、光線治療も活用してみて下さい。
『可視総合光線療法』へリンク →
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長峯 友恵 NAGAMINE TOMOE
多くの方にご自身の自然治癒力で良くなるお手伝いができるように、漢方や養生でサポートしていきたいと思います。
薬剤師・国際中医専門員 統合医療生殖学会子宝カウンセラー / 薬膳アドバイザー / 皮膚細胞活性促進研究会認定カウンセラー / 可視総合光線療法研修終了 / 東京・山梨伝統生薬研究会所属 / 多摩中医薬研究会所属 / 統合医療生殖学会所属
この記事のライター
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nagare
ご相談までの流れ
どうぞお気軽にご相談ください!
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
ステップ1
カウンセリング
お困りの症状を始め、お体の体調・体質など丁寧にお伺いします。
(初めてのご相談は30分~1時間程度)
ステップ2
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お伺いした体調・体質に合わせて薬草から調合します。
当薬局の煎じ薬はすべて手作りです。
(煎じ薬が苦手な方のために、粉薬や錠剤もございます。)
ステップ3
服用方法や養生法の説明
漢方薬の煎じ方、服用方法から普段の養生など、一人一人に合わせて説明いたします。
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