こだま堂漢方薬局

「多摩市の漢方薬局」「府中市の漢方薬局」漢方専門薬剤師が一人一人の体調・体質に合わせて漢方薬の調合をおこなっております。薬だけに頼らず、可視総合光線療法を取り入れ自己治癒力を高めることをモットーにしています。健康相談や健康食品・ハーブのお取り寄せもおこなっておりますのでお気軽にお立ち寄り下さい。

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2026年1月の臨時休業

月曜日, 12月 1st, 2025

2026年1月の臨時休業です。

両店舗共に6日(火)までお正月休みになります。

聖蹟桜ヶ丘店:なし

府中店:18日(日)

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

※スケジュールはインスタグラムでも確認できます。

2025年12月の臨時休業

土曜日, 11月 29th, 2025

2025年12月の臨時休業です。

聖蹟桜ヶ丘店・府中店共に、8日(月)、14日(日)、15日(月)は臨時休業です。

また、11日(木)は、両店舗ともに14時からの営業となりますので、ご注意ください。

また、年末年始のお休みは29日(月)~2026年1月6日(火)までとなります。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

温灸器

金曜日, 11月 28th, 2025

自宅で安全に簡単にできる温灸器の紹介です。

こちらの温灸器は桐の木をくりぬいてできたもので、中に温灸剤をセットして火をつけて使用します。

皮膚に直接置くお灸と違い、間接的にもぐさの熱を浸透させるものなので、耳や頭など普通のお灸では温めにくい部位にも当てることができます。

1回の温灸材で約30分ご利用できます。また、腰やお腹には手ぶらで温灸ができるベルトをご利用ください。

毛が燃えることもないので、ペットの温灸にご利用の方も多いです。

ご興味ある方は、店内にて体験もできますので、ぜひお気軽にお試しください。

追加の温灸剤も販売しております。

 

 

足がつりやすい

水曜日, 11月 26th, 2025

足がつるといえば、良く効く漢方薬に「芍薬甘草湯」があります。

これはシンプルに「芍薬」と「甘草」2種類の生薬からできている漢方薬で、非常に効果があることで知られています。

しかし、医療用の芍薬甘草湯は甘草の量が多いので、長く続けていると甘草の副作用である「偽アルドステロン症」が起こりやすいので注意が必要です。

芍薬甘草湯は、筋肉の緊張を緩める働きがあるので、足がつる症状の他、腹痛や生理痛、寝違え、ぎっくり腰などの症状の緩和に用いることもできます。筋肉とは関係ない頭痛には効果はありません。

足がつる原因としては、①マグネシウム不足、②脱水、③筋肉疲労、④血行不良などがあります。

マグネシウムは不足しやすいミネラルで、にがりを料理に使ったり、飲み物に入れたりすることで補充出来ます。にがりの塩分が気になる場合は、塩分を取り除いたものもありますので、そういったものでご利用ください。

脱水は、単純に水分の摂取不足だけではなく、体内でタンパク質を合成する代謝機能が衰えている場合も脱水になりやすくなります。タンパク質はアミノ酸がつながってできている構造ですが、アミノ酸がつながるときに水ができるからです。

その場合は、タンパク質・アミノ酸を摂取すると同時に、代謝を良くするためのビタミン・ミネラルが必要になります。

筋肉疲労は、疲労物質である活性酸素や、ミトコンドリアのエネルギー産生が滞ると代謝が悪くなることで、疲労しやすくなります。

足の静脈が目立つ方静脈瘤の方は、足がつりやすい方が多いですが、瘀血という体質になります。

総合的に説明すると、足がつる症状を根本から改善するには、栄養を取って血行を良くすることが重要になります。

妊娠中は気をつけて使う漢方薬

金曜日, 11月 21st, 2025

妊娠中に良い漢方薬もあれば、気をつけて使わなければならない漢方薬もあります。

例えば、下剤です。これは漢方薬に限らず、市販薬も注意が必要です。

妊娠中は便秘になりやすいのですが、強い下剤を使うと腸の収縮と共に子宮筋にも収縮が起こり、出血や流産が起こりやすくなる可能性があります。妊娠前から下剤を使っていた方は、身体が慣れているので、問題になりませんが、妊娠中に初めて使う場合は腸神経への刺激の弱いものや、神経を刺激せずに便を柔らかくするものから始めた方が無難です。

次に気をつける漢方薬は、作用が強い活血薬・理気薬です。

作用の強さに応じて、注意して使うもの、使ってはいけないものがあります。妊娠中は、胎児をお腹の中に留めておくので、強い活血薬・理気薬では胎動不安を起こす可能性があります。しかし、活血薬は必ずしも禁忌ではなく、瘀血体質で胎児に新しい血を届けるために必要な場合もあります。

子宮筋腫や内膜症、何度も流産を繰り返す不育症の方などでは、妊娠中にも血流を良くするために活血薬を使うことがあります。

血流を良くする漢方薬の中には、子宮収縮を促す作用の薬草もあるので、その働きを利用して稽留流産の排出を促すために用いられることもあります。

正しく漢方薬を理解してお役立てください。

アトピー性皮膚炎と漢方 乾燥カサカサ肌への対応

月曜日, 11月 17th, 2025

冬に向けて乾燥が気になる季節になりましたね。

アトピー性皮膚炎にとって、湿度が低くなると乾燥肌がひどくなり、辛い時期でもあります。

かゆみが増して寝ている間に肌を掻き壊して血が出てしまう方も少なくありません。

ステロイドを塗ったり、ヒルドイドで保湿してもなかなか改善しない方もいらっしゃいます。

外からの保湿やケアも大切ですが、かゆみや炎症はからだの中から起こってきますので、漢方で中からケアしていくことも大切です。

掻き壊して出血がある場合、皮膚の深部から炎症が起こっている場合があります。

その場合、初めに今困っているかゆみや炎症を抑える漢方薬で症状を和らげ、その後、皮膚の深部から皮膚の表面のバリア機能を整えて体質を改善していく漢方薬を服用していきます。生地黄、黄耆、牡丹皮、当帰などが配合された漢方薬がよく使用されます。皮膚の症状は、とても敏感ですので、個人の状態により配合される生薬は異なります。その人の状態に合わせて漢方薬のきめ細かい調節が必要です。

漢方薬は、治療中のアトピーのお薬とも併用可能です。

ひどくなる前に少しでも早めに対処して、少しでも快適にこの冬を過ごせるようにしましょう。

検査では異常がないのに妊娠しない人へ 漢方の考え方について

木曜日, 11月 13th, 2025

病院でいろいろ検査して、特に異常は見つからないけれど、なかなか妊娠できない。

体調も悪いところはないけれど、妊娠しない。

そのような相談も少なくありません。

病院の検査では異常が見られない場合でも、中医学的に見ていくと、からだのバランスが崩れていることが良くあります。

漢方は、西洋医学的には異常が見られない場合でも、未病という考え方があり、からだのバランスをとても重要視します。

血の量、血の巡り、気の量、気の巡り、水のバランス、肝のバランス、脾の働き、腎(子宮、卵巣)の働きなど、様々な方面から体のバランスを考えて漢方薬を選定調合していきます。

基礎体温表を付けている方は、基礎体温のバランスも参考にしていきます。

まずは体全体のバランスを見極めて、整えていくことが、妊娠を希望する方にとって、とても大切です。

ブヨに刺されて光線治療をしてみた話

水曜日, 11月 12th, 2025

10月、ブヨに刺されてしまい、腕がパンパンに腫れてしまいました。初めて刺されましたが、まるで蜂に刺されたかのように大きく腫れたので、驚きました。

そこで、効果を見るのに良い機会だと思い、光線治療をしてみることにしました。

毎日寝る前に30~40分、患部に当てます。距離は熱くない程度で近距離(コウケントーの網から10センチくらい)で行いました。カーボンははじめだけ3001-3002を使いましたが、あとは家にあった切れ端の組み合わせなので、決まったものではありません。

2日目くらいまではわずかに痛痒いような感じがありましたが、3日目にはなくなり、5日で腫れもかゆみも一切無くなりましたので、治療を終了しました。

通常、ブヨに刺された場合、完治するのにかなり時間がかかるようです。

光線治療の光には、血行を良くする、炎症物質を分解するなどの働きがありますので、今回の虫刺されにも有効だったと考えられます。

ビフォーアフターの写真を撮っておけばよかったのですが、忘れてしまったのでお見せすることができず、残念です。

また余談ではありますが、ブヨに刺されて時間が経過してからポイズンリムーバーを使ったところ、吸引したところだけが異常に腫れて悪化したので、刺された直後に使えなければ、触らずに放置した方がよさそうです。

よろしければご参考にしてみてください。

冷え症にはやっぱり生姜や唐辛子が一番??

月曜日, 11月 10th, 2025

急に寒くなり、なかなか体が追い付いていけませんね。

あったかいお鍋が食べたくなります。

この時期になると、冷えには何といっても生姜や唐辛子!これで一冬乗り越えよう!と考えている人も多いのではないでしょうか?

よく巷では、生姜パワー、ジンゲロール、カプサイシンなど体を温める話をしているのを見かけることがあります。

秋から冬は湿度も低くなり、お肌の乾燥もかなり気になる季節。生姜や唐辛子で温まって、しっかり保湿剤で保湿しているのに乾燥が気になる!

漢方の考え方では、生姜や唐辛子を食べると、その時は温まりますが、辛い物、香辛料などの刺激性のあるものは、乾燥させる作用があり、乾燥肌の体質にはあまり良くないとされています。

また、生姜や唐辛子は、体が温まるのは食べた時だけです。からだの状態が同じであれば、また冷えてしまいます。

温める力はエネルギーです。体を温めるエネルギーを作れるかどうかで変わってきます。

「冷えは万病のもと」と昔から言われます。体が冷えると新陳代謝が悪くなり、内臓の働きも悪くなってしまいます。

自分で温めるエネルギーを作れる体が健康な体です。健康体に近づけるように上手に漢方を活用してみてくださいね。

府中店へのメール問い合わせを一時休止します。

木曜日, 10月 30th, 2025

いつもこだま堂漢方薬局をご利用くださいまして、ありがとうございます。

現在、府中店のパソコンが故障してしまい、修理中になりますので、しばらくメールのやりとりができない状況です。

(ハッキングなどではなく、不注意による破損です)

ご連絡は、電話、ラインでお願いいたします。(@462vfylj)

Web予約は府中店も問題なく利用できます。

聖蹟桜ヶ丘店のメールはいつも通りご利用できます。

ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

2025.10.30