2025.6.22
今年はまだ6月ですが急に気温が上昇し、一気に35度まで上がりました。
急激に暑くなり、身体の調子が追いついていけない方も増えています。
症状としては、とにかく怠い(倦怠感)、頭痛がする、急に眠れなくなった、食欲が無い、便秘気味、下痢気味など人により様々です。
いずれも急激な気温の変化に自律神経が追いついて行けなくなってしまうと起こりやすくなります。
このような気温の変化によって起こってくる下痢、便秘の場合には、整腸剤を飲んでもなかなか良くなりません。
急激な気温の変化で乱れてしまった胃腸の調子を整えてあげる事が必要です。
胃腸の調子が悪くなっている場合には、胃腸の気を補う人参や党参などが配合されている漢方薬を主に使用し、
倦怠感には、元気を補う人参などが配合されている漢方薬を使用することが多いです。
このように、胃腸の調子が悪い場合と倦怠感に、人参や党参が配合されている漢方薬を使用することがありますが、他の生薬の配合はその人の体調により全く違ってきます。
疲れに使用する有名な漢方薬には、麦味参(バクミサン)があります。
麦味参の麦は麦門冬(バクモンドウ)の麦、味は五味子(ゴミシ)の味、参は人参の参です。
その方の体調によっては、人参や党参を使用せず、他の生薬を組み合わせて行った方が良い場合もあります。
漢方薬は暑さによるからだの不調にも使用できますので、不調を感じた方は、早めに活用してみて下さい。
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
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