2025.4.21
それは生殖能力と深い関わりのある「腎」です。
漢方では、「生殖能力=腎の力」と考えます。西洋医学で言う腎臓と、漢方の腎とは違います。
腎の力は20代がピークになり、30代から徐々に下降して、40代では腎の力がかなり弱まり、50歳前後で閉経を迎えます。
この腎の力は、親から受け継いだ「先天の腎」と普段の私生活で育てていく「後天の腎」とがあり、
親から受け継いだ力「先天の腎」は変えられませんが、その後の私生活で「後天の腎」の力は変えていくことが可能です。
腎の力が強ければ、生命力も強く、いつまでも若々しくあり、弱ければ、からだの衰えも早くなり、生殖能力も弱まると考えます。
この腎を補う漢方薬が補腎薬です。
妊活に当帰芍薬散が一般的に有名になっている漢方薬の一つですが、補腎の生薬は1つも含まれていないため、腎の力を高めることが出来ません。
20代の方は、もともとの腎の力が充実していますので、当帰芍薬散の選択肢もありですが、
30代に入ったら腎の力は弱まってきますので、妊活を考えるのであれば、腎の力を高める漢方薬が必須になります。
補腎薬と言っても様々なものがあり、体調や体質により使い分けが必要になります。
また、体質によっては最初からは補腎薬が使えない方もいらっしゃいます。
当薬局では、今までの経過、基礎体温、生理周期、体調などを総合的に判断して、漢方薬の配合を決めていきます。
しっかりからだを整えて「腎」の力を高めて行きたい方は、お気軽にご相談下さい。
本来の力を引き出すお手伝いを致します。
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
まずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラからまずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラから