-
ビタミンAの重要性と不足時のリスク
2024.3.24
-
『ビタミンAとは? 身体に不可欠な栄養素』
- ビタミンAは視覚維持、免疫強化、細胞成長に必須で、網膜で光を脳に伝える役割があります。
不足は夜盲症やドライアイなどの眼の問題や、感染症リスク増加に繋がりますが、食品由来のビタミンAの過剰摂取が催奇形性に関連するとの誤解があります。
特にレバーやウナギを含む食品がビタミンA源ですが、苦手な人や菜食主義者は注意が必要です。
「ビタミンAとは? 身体に不可欠な栄養素」でその重要性、不足リスク、摂取方法を解説します。
-
ビタミンAの役割
- ビタミンAってどんなことに役立つ栄養素かご存じですか?
最も重要な役割は「視覚」、網膜の細胞に存在し、光を吸収して脳に伝える過程を担うことです。
-
ビタミンA不足時の症状
- ビタミンAが不足すると起こる症状として、夜盲症や眼の乾きがあります。
眼の乾きはドライアイと診断されると、主に目薬(人工涙液)を処方されてこまめに目薬と指して乾燥を予防するように指導されますね。
ですが、夜盲症は自分では気づきにくいのではないでしょうか?
夜盲症は、昔はトリ目とも言われ、字の通り夜の暗いところなどで、見えにくくなる症状です。
現代は夜でも明るく過ごせるので、たまには暗いところでの目の見え方も気にしてみてください。
-
ビタミンAの摂取方法と注意点
- ビタミンAが不足するとなぜ目が乾きやすくなるのでしょうか?
それはビタミンAが細胞の成長や分化に関わるので、特に新陳代謝の早い粘膜はその影響を受けやすいのです。
ですので、目に限らず、気道の粘膜も乾燥しやすくなるので、感染症にかかりやすくなりますし、難治性の貧血や癌の原因になることもあります。
先進国では重度のビタミンA不足になることはまれですが、レバーやウナギが苦手だったり、菜食主義の方は不足しやすくなります。
カウンセリング時に食事内容や好みなどを聞くと、レバーは苦手な方が多いので、不足している方は多いかもしれません。
『血が足りないと精神を病む?』へリンク →
-
『ビタミンAの重要性と不足時のリスク』 まとめ
- ビタミンAを補給する昔ながらのお薬には「ヤツメウナギ キモの油」があります。
医薬品としての効能・効果は、目の乾燥感、夜盲症(とり目)、妊娠授乳期、病中病後の体力低下時、発育期のビタミンAの補給です。
カプセルの中にはビタミンAを含む油が入っているので、空腹時では無く食後に服用します。
あまり注目されることがなく、誤解も多いビタミンAですが、どのビタミンも身体にとって必要なものです。
食生活や体調を見直して、足りてないなと思ったら、補充するように心がけましょう。
『こだま堂漢方薬局 よくある相談』へリンク →
-
長峯 友恵 NAGAMINE TOMOE
多くの方にご自身の自然治癒力で良くなるお手伝いができるように、漢方や養生でサポートしていきたいと思います。
薬剤師・国際中医専門員 統合医療生殖学会子宝カウンセラー / 薬膳アドバイザー / 皮膚細胞活性促進研究会認定カウンセラー / 可視総合光線療法研修終了 / 東京・山梨伝統生薬研究会所属 / 多摩中医薬研究会所属 / 統合医療生殖学会所属
この記事のライター
-
nagare
ご相談までの流れ
どうぞお気軽にご相談ください!
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
ステップ1
カウンセリング
お困りの症状を始め、お体の体調・体質など丁寧にお伺いします。
(初めてのご相談は30分~1時間程度)
ステップ2
漢方薬の調合
お伺いした体調・体質に合わせて薬草から調合します。
当薬局の煎じ薬はすべて手作りです。
(煎じ薬が苦手な方のために、粉薬や錠剤もございます。)
ステップ3
服用方法や養生法の説明
漢方薬の煎じ方、服用方法から普段の養生など、一人一人に合わせて説明いたします。
ステップ4
サポート
お薬を飲み始めて、気になることがあれば電話やメールなどお気軽にご連絡ください。
飲み始めやご体調が不安定な方などは、こちらからも体調確認のお電話をさせていただくこともございます。
よくある質問はこちら
yoyaku
ご予約