
2026.2.2
漢方薬が良く効く!という人と、全然効かない!という人がいます。
これには病気や体質の違い、また漢方薬の内容が合っていないなどの理由もありますが、性格的な向き不向きもあるように感じます。
自分の性格が漢方薬の治療に向いているのか、そうでないのか、また考え方などを見直すご参考になればと思います。
【漢方薬の治療が向いている人】
*自分の体質を見直したい人
漢方で病気を治療するときには、どんな原因で今の体質が作られたのか?を分析しなければなりません。原因が分からない病気が多いですが、過去・現在の体調の変化を何も伝えられないのでは、こちらもどんな体質なのか分析しずらいのです。また、自分の体質を見直さない人は、漢方薬で良くなってもまたいずれ悪化させることになります。それを「漢方薬が効かなかった」と考えてしまう方が多く、残念に思います。具合が悪くなったときの状況、また日々気になった体調変化などによく気づく人の方が治しやすいのです。
*自然との調和を考えられる人
東洋医学では人体も自然の一部と考えます。四季の移り変わりや環境の変化が体調に影響を与えるのは当然のことです。残念ながら、病気はトントン拍子には改善しません。良くなっている過程でも、何かのきっかけで一時的に悪化することもあるでしょう。その波に一喜一憂せず、全体的に良くなる方向に向かっているのを感じられないと漢方の治療はただ辛いものになってしまいます。悪化した時には何か原因があるはずです。それをマイナスにとらえず、「こういうときは結果、こうなることが分かった!」と体質のクセを理解していくと改善の道がひらけます。
*自分で治せるようになりたい人
漢方相談では、一般の方にも分かりやすいように「体質」という言葉を使っていますが、体質というと生まれつき自分に決められたもののようなイメージで、一度漢方薬を決めたら自己判断でずっと同じ漢方薬を飲んでいる方がいます。正しくは「証」という言い方で、これは今現在の身体の状態ですので、実は様々な要因で変化します。風邪を引いたときは風邪の「証」に合わせて治療しなければなりませんし、過去に合わなかった漢方薬はそのときの「証」に合っていなかっただけかもしれません。そういったことを相談しながら学んでいって、ご自身の身体の「証」のタイミングに合った漢方薬を使いこなせるようになってもらいたいのです。
【漢方薬の治療が向いていない人】
必ずしも向いていないと言うわけではありませんが、少し考え方を変えてもらえたら改善しやすくなる可能性があります。
*治す薬を求めている人
治す薬というのはどういうことでしょう?良くなることの連続性の先に治癒があります。良くなっているけれど治っていないことに不満がある方がいます。いつ治るとの約束は残念ながらできません。良くなっていることを積み重ね、悪化させないように気をつけて、続けるしかないのです。続けにくい理由があれば一緒に考えたいと思っています。また、任せっぱなしもあまり良い結果にならないです。はじめの漢方薬が効いていても、ずっと同じで良いとは限らないからです。相談するのは面倒だと思いますが、時々でいいので体調の変化や近況は教えてくれたほうがより良い治療に繋がると思います。
*飲み忘れが多すぎる人
慢性病の治療で漢方薬を使う場合、あまりに飲み忘れが多いと効果を発揮することが難しくなります。多くの漢方薬は穏やかな効き目で微量の様々な種類の薬用成分が全体的にゆっくり効いて、身体のバランスを整えていきます。もちろん、頓服で早く効かせる漢方薬もありますが、それは一部です。最低でも1日2回は適正量を服用しないと効き目が分からなくても仕方が無いです。ただし、血流改善など自覚症状の改善ではなく、健康維持で服用される場合は、1日1回などゆるく服用されても良いと思います。
*過剰に敏感すぎる人
これは気質だけではなく、体質的な要因もあります。植物成分に体質的に過剰に反応してしまう人もいるからです。微妙な調整をすれば服用できる方もいれば、調整しても難しい方もいます。生薬特有の反応であれば原因が推測できるので対処できるのですが、何故そのような反応が出るのか分からない不思議な症状の場合、調整することができません。また、気持ちが過敏すぎて異質なものを受け付けにくい方もいます。
*無理矢理連れてこられた人
治療者は患者さんご自身です。私たちは治す手伝いしかできないのです。話もしたくないし、飲みたくないのに無理矢理連れてこられた人で良くなった人はいません。まず治療が続きません。これは漢方に限らず、どの治療でも言えることだと思います。漢方薬を飲みたくないだけなら、他の治療を当たれば良いですが、もし治したくない、治療して欲しくないならそれは何故でしょうか?理由をよく考えてみて下さい。
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当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
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