2024.8.19
毎月生理前になると憂鬱になる方も多いのでは無いでしょうか。
本来、PMSや生理痛が無いのが健康な状態です。
漢方医学では、PMSの原因を「気・血・水」のバランスの乱れと考えています。 特に、血液循環の異常は、瘀血(おけつ)と言って、血の巡りが悪いことによって引き起こされたり、血虚(けっきょ)と言って血の不足が絡んでいたり、気の異常は、気滞や気逆と言って、気の滞りによって鬱々とした状態や、気の逆上によってイライラなどが起こったり、水の滞り(水滞)によってむくみが生じたりと、からだのバランスの乱れが関係しています。
PMSによく使用される漢方薬と言えば、当帰芍薬散や加味逍遙散です。しかし、日本人は胃腸が弱い方も多く、他の漢方薬の方が良いケースが多くあります。体質や体調も一人一人違いますので、同じPMSの症状でも、漢方薬の配合は一人一人違って来る場合がほとんどです。
漢方では、気血水の乱れた体質を整えていき、PMSが起こりにくい身体にバランスを整えていきますので、その場しのぎの即効性を求める対処療法ではなく、根本的な改善を目指していきます。もし辛い症状がある場合には、中には即効性の漢方薬もありますので、体調などをお伺いしながら、適宜使い分けて行きます。
PMSは仕方ないと諦めている方、その場しのぎでその時だけお薬を服用しているも多くいらっしゃいますが、毎月何十年もお付き合いをしていかなくてはなりませんので、ひどくならないうちに身体のバランスを整えて、気持ちのよい毎日を送っていきませんか。
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
まずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラからまずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラから