2025.9.22
夜にトイレに行きたくなって、ぐっすり眠れないというお悩みはとても多いです。
本来、寝ているときには「抗利尿ホルモン(バソプレシン)」が分泌されるので、8時間と長時間でもトイレにおきないような身体のしくみがあります。
それが年齢と共にホルモンを作る機能が弱くなってきたり、筋力の低下で膀胱に尿が残りやすくなったり、様々な老化現象で夜間頻尿になりやすくなります。ひどくお悩みの方は、一晩に5~6回も起きて、まともに眠れない場合もあります。
高齢者の夜間尿の場合、漢方薬を服用してもすぐに良くなるわけではないので、半年くらいかけて気長に飲んでいただきたいです。
また、浮腫があると、寝ている間に水分が回って、膀胱に尿が溜まり、夜間尿になることがあります。むくみやすい体質の方は、まずはそれを改善することも重要です。
老化の症状は、漢方の補腎薬といわれるものを使っていきます。補腎薬は老化防止のための漢方薬なので、毎日続けることで効果を発揮します。老化というと70代以上の方を想像しがちですが、東洋医学では40代からすでに老化が始まっていると考えます。
早めに補腎をすることは、将来の老化に伴う諸症状を予防することに繋がります。
当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
まずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラからまずはお気軽にお電話ください。
WEB予約はコチラから