
2025.11.9
冬に向けて乾燥が気になる季節になりましたね。
アトピー性皮膚炎にとって、湿度が低くなると乾燥肌がひどくなり、辛い時期でもあります。
かゆみが増して寝ている間に肌を掻き壊して血が出てしまう方も少なくありません。
ステロイドを塗ったり、ヒルドイドで保湿してもなかなか改善しない方もいらっしゃいます。
外からの保湿やケアも大切ですが、かゆみや炎症はからだの中から起こってきますので、漢方で中からケアしていくことも大切です。
掻き壊して出血がある場合、皮膚の深部から炎症が起こっている場合があります。
その場合、初めに今困っているかゆみや炎症を抑える漢方薬で症状を和らげ、その後、皮膚の深部から皮膚の表面のバリア機能を整えて体質を改善していく漢方薬を服用していきます。生地黄、黄耆、牡丹皮、当帰などが配合された漢方薬がよく使用されます。皮膚の症状は、とても敏感ですので、個人の状態により配合される生薬は異なります。その人の状態に合わせて漢方薬のきめ細かい調節が必要です。
漢方薬は、治療中のアトピーのお薬とも併用可能です。
ひどくなる前に少しでも早めに対処して、少しでも快適にこの冬を過ごせるようにしましょう。
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当薬局では、お客様との対話を通して、一人一人の体質や生活習慣に合った漢方・健康養生法をご提案いたします。
※病院のお薬をご利用中の方はお薬手帳をお持ちください。
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