■保険は利きますか?
当薬局は処方箋による保険調剤は行っておりません。
自費の漢方薬のみの取り扱いになりますのでご注意ください。(治療や療養に必要な場合、医薬品に分類される漢方薬につきましては、医療費控除の対象となります。必要な方は、領収書をお申し付けください。
国税庁HP)
■漢方薬はいくらくらいかかりますか?
体質やご病気、目的によって、薬草の配合が変わりますので、一概には言えません。
長く服用することが多いので、続けやすいご予算に収まるよう、組み合わせを調節することもできます。カウンセリングの際にお気軽にご相談下さい。
平均は1ヶ月あたり2〜3万円位です。
■漢方薬は長く飲まないと効かないのですか?
長く飲まないと効いてこないのではく、治るには時間がかかる病気が多いのです。
例えば、風邪でしたら、30分で効きますし、こむら返りなども5分くらいで効果があります。
しかし、生理不順なら、最低でも半年〜1年の期間は必要です。
つまり、一時的な症状なら早く効き、体質も絡んだ症状は時間がかかるということです。
漢方は、気血水・五臓六腑のバランスを整えて、自分の力で治っていく手伝いをする薬ですので、じっくり体質改善していきましょう。
■保険の漢方薬とは何が違うのですか?
保険の漢方薬と同じものもありますが、自費の漢方薬の方が使う種類や幅が広がります。
例えば、煎じ薬、散剤、丸薬、動物生薬、中成薬、特殊な生薬製剤につきましては、保険適応がありません。(煎じ薬は一部保険適応もありますが、現実問題としては採算が取れず、できないことが多い)
また、私たちは東洋医学の体質診断に基づいて処方を決定しますので、漢方カウンセリングを重視しています。
保険診療では時間をかけて体質を伺うことはできませんので、体質に合っていないものを処方されることが非常に多いと感じます。体質も時間と共に変化していきますので、きちんと体に向き合って漢方薬を使うことが大切ではないでしょうか?
■病院の薬と併用できますか?
ほとんどの薬と併用できますが、注意して使う組み合わせもありますので、ご相談の際には、お薬手帳をお持ちください。
また、病院の薬をやめたいからと言って、勝手にやめてしまうことはいけません。ご体調・ご病気によっては、継続しなければいけない薬もあります。
体調の改善に合わせて、少しずつ不要になった薬を減らせるように努力しましょう。
■本人が行かないとダメですか?
細かい体質は家族でも分からないことが多いです。
できる限りご本人に来ていただきたいのですが、どうしても来られない事情がある方もいらっしゃいます。
その場合は、お電話でご本人様にお伺いしたり、舌の写真を撮ってきて頂いたり、皮膚病でしたら患部の写真など、できるだけ多くの情報をいただきたいので、ご用意をお願いします。
なお、電話の漢方カウンセリングのみは行なっておりませんので、ご注意ください。(相談は可)
■いつまで続ける必要がありますか?
ご病気・ご体調が良くなって、漢方をやめても大丈夫な自信がつけば、大丈夫です。
飲まないと体調が維持できない、進行性や難治性のご病気の場合は、健康維持として続けていくことも必要です。
良くなった後は、風邪を引いたり、ちょっと疲れた時などに、体調が悪くならないうちに早めに対処するなど、生活に密着して漢方をご活用ください。